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2021.03.05ブログ

コンピュータの活用事例4:AIで牛の状況を診断!「Farmnote color」

こんにちは、代表の小林です。

今回は、コンピュータの活用事例の第4弾です。スマート農業のカテゴリですが、農産物ではなく畜産物の方のご紹介です。Farmnote color (https://farmnote.jp/color/)という牛の状況管理アプリのご紹介です。以前の活用事例の記事は、1スマート農業(農産物)、2スマート漁業3スマート物流を御覧ください。

センサーで牛の活動量を取得


センサーを牛一頭ごとに取り付け、牛の活動・反芻・休息といった状態を取得します。センサーの情報は、3GやLTE回線でゲートウェイを経由してクラウドに情報を送信します。具体的にどういうセンサーを使っているかは明記されていないのであくまで予想ですが、加速度センサーを使って、歩いている状態や横になっている状態、反芻(食べた食べ物をもう一度口の中でかみ直す行為)といった動作を測っているものと思われます。ある決まったリズムで揺れているという状況から推定しているのではと思います。

活動履歴からAIが牛の状況を把握


センサーで取得した活動履歴から、クラウド上でAIを使って牛の状況を把握するということのようです。個別の牛に関しての行動パターンから精度の高い発情期の推定や、受精適期を予想するということができるようです。また、異常検知もできるとのことで、いつもと違う行動をしているといった状況から牛の体調を管理することができるということです。

スマートデバイスで個体識別


また、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスを牛のセンサに近づけるとその牛の情報を取得でき、現場で効率良く管理できるようにしているとのことです。近接検知はおそらくBluetoothを使って実現しているものと思われますが、多くの牛を管理する上でどの牛の情報かを探さなくて済むのは作業効率につながりますね。

まとめ


今回は、スマート畜産で Farmnote color というアプリをご紹介しました。従来は人手で長年の経験からそろそろ発情期かな、ぐらいでやっていたのに比べ、忙しい時期につきっきりで見ていなくても同等のことができるようになるのは、農家の方にとっては非常に嬉しいシステムなのではないかと思います。空いた時間を他のことに当てることで、生産性向上にもつながるでしょうし、従来できていなかったことに時間をさけるようになるので、質の向上にもつながるでしょう。自分でプログラムを作ることができれば、こういったことを自らが主導してできるようになります。ぜひ、プログラミングを勉強して、そういった力を身に着けてみませんか。

 

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