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2021.01.19ブログ

コンピュータの活用事例:AIで農作物の病気を発見!「plantix」

こんにちは。代表の小林です。

弊社では、プログラミング教室を主催していますが、プログラミングを勉強して何に使えるのか、あまりイメージがわかないという方もいらっしゃるのではないかと思います。プログラミングができるようになるとどいういったことを実現できるかをイメージしていただけるように、コンピュータ・プログラムの活用事例を紹介していきたいと思います。

今回一つ目は、スマート農業です。別の言い方だと Agri Tech などとも言われる分野で、今注目を集めている分野の一つです。ベルリン発の農作物の病気を発見するアプリ「plantix」というのをご紹介します。

画像認識で農作物の病気を発見


病気を発見した農家の人がアプリで写真を取りアップすると、画像認識技術を使って50種類の作物を参照し、2分以内に原因を突き止める事ができるそうです。参考文献にかかれている例では、インドの唐辛子農家の方が使用して、今まで他人に原因や対処法などを聞きながら育てていたが、アプリのおかげでそういうことはする必要がなくなったとのことです。経験の少ない農家でも、経験の多い農家のように作物を育てられるようになるということです。この方は、将来的には農薬の使用量を減らし、オーガニック商品としてヨーロッパへの輸出を目指しているということでした。

TensorFlow により実現


技術的には、Google の機械学習フレームワークである「TensorFlow」を使って実現しているとのことです。TensorFlowの使い方がわかれば、似たようなことができるかもしれないということですね。ただ、差別化する要因としては、実際のデータがないと予測はできないため、そのデータを集めるところが重要ということのようです。小規模農家のデータを多く集め、彼らに提供するノウハウの精度を高めるところに腐心しているということでした。Webページにはライブラリのところに、作物の病気の様子を示した写真が多く掲載されており、こういった画像データを多く集めて、予測の精度を上げていることが推測できますね。

まとめ


今回は、コンピュータ・プログラムの活用事例として、スマート農業のアプリをご紹介しました。機械学習のフレームワークである TensorFlowは、公開されたソフトウェアで誰でも利用できます。Pythonや JavaScriptなどの言語で対応できますので、ご興味を持った方はぜひプログラミングを勉強されて、自分で自分の仕事の役に立つアプリを開発するというのはいかがでしょうか。

 

plantixのページ:https://plantix.net/

参考文献:https://forbesjapan.com/articles/detail/23623

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