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2025.09.12ブログ

【文京区・茗荷谷】小学生プログラミング教室|ワークショップ「災害に負けない!みんなで作る防災アプリ」


こんにちは!文京区茗荷谷の小学生向けプログラミング教室タイムレスエデュケーションの山田です。7月30日に「災害に負けない!みんなで作る防災アプリ」と題したワークショップを開催いたしました。本ワークショップでは、自然災害の多い日本ににおいて、子どもたちが災害への備えの重要性を学び、自分たちで解決策を考えアプリを作ることを目的としました。参加した小学生たちは、チームで力を合わせ、生成AIも活用しながら、オリジナルの防災アプリ開発に挑戦しました。今回は、その様子をお伝えします。


今年開催した他のワークショップについても、記事を書いています。下記からご覧ください。


ロボット野球


アプリで輝く高齢化社会の新しいカタチ


Step1:アイディアのタネを見つけよう!


ワークショップは、「じしん、たいふう、つなみ…」とみんなが知っている自然災害を出し合うところからスタート!まずは防災への意識をぐっと高めます。そして、「災害への備えができない原因」について、チームで考えました。原因が見えたら今度は解決策探しです。「どうすれば災害に準備できるかな?」とアイディアを考えていきました。そして、活発な議論の末に固まったアイディアを基に、開発するアプリの具体的な内容についてアイディアを出し合い、アプリ開発のスタート!


Step2:頼もしい助っ人「生成AI」と作戦会議!


今回はスペシャルな試みとして、頼もしい助っ人「生成AI」を活用しました!「生成AIって何?」「どうやって使うの?」といったところから説明し、効果的に活用するためのポイントや、生成AIはあくまでアイディアを広げるための「相談相手」であり、最後に決めるのは自分たちであることを伝えました。作戦会議では、「僕たちの考えた原因のほかにも、何か隠れた理由ってある?」と、チームを代表して講師がAIに質問!AIからの答えに、子どもたちは「なるほど!」と驚いている様子も見られました。さらに、チームで考えたアプリのアイディアが、もともとの課題解決からずれていないかAIにチェックしてもらう場面も。AIからのアドバイスを元に、さらにアイディアを磨き上げ、効果的にAIを活用する練習になりました。


Step3:個性あふれる!僕たちの防災アプリ!


考えたアイディアを元に開発タイム!それぞれ個性あふれるアプリが完成しました!


【チーム1】ゲームで遊んで避難をマスター!「自信避難アプリ」


チーム1が注目したのは、「避難場所を知らないこと」や「家のものが片付いておらず、すぐに避難できないこと」という現実的な課題。そこで、この課題を解決するために、「もし、自分の町で地震が起きたらどうすれば良いかを考えること」と「きちんとものを片付けること」の重要性を伝えるアプローチを考案し、物語仕立てのアプリを開発しました!



アプリを始めると、まずは部屋を片付けるミッションがスタート!見事クリアすると、突然の地震発生!正しい避難所はどこか、判断しながらゴールを目指します。ハラハラドキドキの体験を通じて、いざという時の行動が自然と身につく、素晴らしいアイディアのアプリが完成しました。



【チーム2】ドキッとさせて自分ごとに!「災害体験&クイズアプリ」


一方、チーム2は、「自分にはすぐ災害は起こらない」という当事者意識の欠如や、「いつ来るかわからない」といった災害への関心の薄さを「災害への備えができない原因」として挙げました。そして、この原因を解決するために、「自分も危ない」という危機感を持ち、災害について話し合うきっかけを作るアプローチを考えました!



そこから開発したのは、クイズ機能と災害体験機能を組み合わせたアプリです。クイズでは、災害の種類ごとに必要な持ち物を楽しく学ぶことができます。災害体験機能は、災害発生時の状況をシミュレーションすることで、とるべき行動を楽しく学ぶ機能も搭載。防災への意識をガラリと変えてくれる、画期的なアプリが生まれました。



Step4:ドキドキの発表会!


チームで協力してアプリを完成させたあとは、最後は発表会です。


「僕たちは、〇〇という課題を解決するために、このアプリを作りました!」


緊張しながらも、自分たちの言葉で堂々と発表する姿は、まさに、小さなエンジニア。作ったアプリを実際に動かして見せながら、工夫した点や大変だった点を一生懸命に伝える姿に、会場は温かい拍手に包まれました。


チーム1の発表の様子 チーム2の発表の様子


まとめ


今回のワークショップでは、子どもたちが防災という社会問題に対し、「なぜ災害への備えができないのか」という問いから出発し、チームでの対話や生成AIとの協力を通じて、自分たちなりの答えを創造していきました。完成したアプリの素晴らしさはもちろん、課題解決に向かうその真摯な眼差しに、私達スタッフも胸が熱くなりました。本ワークショップが、子どもたちにとって、社会課題を自分ごととして捉え、解決策を創造する楽しさを知る切っ掛けとなったのであれば幸いです。今後も、子どもたちの創造性を育むための取り組みを続けてまいります。


タイムレスエデュケーションでは、文京区小石川、本駒込、新宿区下落合にて、プログラミング&ロボット教室を開校しております。当教室はお子様が「誰にも奪われない強み」を見つけ、自分の意思で未来を選べるようになるための教室です。毎回の授業で「探究→創造→発信」を繰り返す構造化カリキュラムを通じて、「論理的思考力」「集中力」「表現力・創造力」「問題解決力」を育みます。秋の無料体験会も開催いたしますので、ご興味のある方はぜひお申し込みください。心よりお待ちしております。


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