2021.08.18ブログ
機械学習って何?
こんにちは!タイムレスエデュケーションの日高です。IT技術が進歩するのに伴い、AIという言葉が頻繁に使われるようになってきていますが、AIがどのように実現されているか皆様はご存知でしょうか。AIには「機械学習」が活用されているのですが、今日はこの機械学習についてお話したいと思います。
機械学習とは、簡単に言うと「データの法則性をコンピュータに見つけさせる」ことです。この学習には「教師あり学習」と「教師なし学習」があるのですが、それぞれの学習が実際どのように行われるのかを見ていきましょう。
【教師あり学習】
まず、教師あり学習の意味について説明します。例えば、きつねとうさぎが写った画像が大量にあるとします。教師あり学習では、人間がこれらの画像に正解のデータ(きつねもしくはうさぎ)を設定した後に、画像と正解データのセットをコンピュータに分析させます。この時、コンピュータはどのような法則で画像が分類されているかを解析します。そうすると、コンピュータはきつねとうさぎの特徴を学習して、きつねもしくはうさぎが写った新規の画像を判別できるようになるのです。
【教師なし学習】
次に、教師なし学習について説明します。今度は、りんごもしくは梨が写った画像が大量にある状況を想像して下さい。教師なし学習では、これらの画像データをコンピュータに与えて、コンピュータが見つけた法則に従って分類させます。そうすることで、未知の画像データをコンピュータに与えた時も、りんごか梨かを区別できるようになるのです。
【まとめ】
色々な場面でよくAIという言葉が使われていますが、実際にどのような仕組みでAIが実現されているかは、知らない人が多いかと思います。AIに使われている技術の考え方だけでも、是非この機会に学んでみてはいかがでしょうか。教師あり学習と教師なし学習の中にも、それぞれ種類がいくつかありますので、次回以降の記事では更に機械学習を深堀りしていきます。
参考書籍
・スッキリわかるPythonによる機械学習入門 https://www.amazon.co.jp/dp/4295009946/