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2016.07.06タイムレスな子供の教育

タイムレスな教育について考える:「プログラミングで」学ぶ

算数

算数

こんにちは。代表の小林です。いつもは、子供のプログラミングに関する情報を記事にして書いておりますが、今回は少し違った切り口で書いてみたいと思います。

算数で楽しむ

少し前になるのですが、私の子供が通う小学校にて、講演会がありました。タイトルは、「算数で楽しむ」というもので、算数を題材にした講演会でした。内容としては、小学生の範囲で学ぶ内容で、幾つかの問題を解くというのを中心に話をされてました。例えば、普段慣れている10進数ではなく、5進数で考えた場合、どういう表現になるか?というものなどが例題として上がっていました。私のように2進数の世界に足をどっぷり使った人間は、n進数で会話するのは慣れたものでして、特に何も思わなかったのですが、他の一般の参加者の様子を見ていたところ、それなりに色々考えていそうな表情をされていました。先生曰く、小学校1年生が桁上りの足し算などをするときの戸惑いがこれを通じてわかる、とのことでした。

小学校の教育とは何か?

このようなやり取りが、幾つかの練習問題を通じてありましたが、この講演会で、その先生がお話をされたかったことは、小学校の教育とはなにか、ということでした。分数の割り算で、分数同士の割り算をする場合に、割る側の数(除数)の分子と分母をひっくり返して掛け算をする、ということを例にあげていました。大体、(東京の)小学生がこの分数の割り算を習う頃には、塾などですでに勉強をしてその解法を知っているということのようでして、フーンという感じで聞き流す子が多いそうです。なぜひっくり返すのか?ということに関してあまり理解をしておらず、テクニックだけを覚えているというのです。ただ、これだと自分で考えるということをしなくなってしまうので、結果として良い方向には行かない。なぜそうなるのか、というのを自ら考える力を伸ばしていくのが、小学校の教育であり、塾でやるような単に解き方を教えるのとは違う、とのこと。また、算数を通じて、考える楽しさ、考え合う楽しさ、表現する楽しさなどを学んでいくように日々努力をされていることを話されていました。

「プログラミングで」学ぶ

以上がその時の講演の概要なのですが、私の考えと共通している部分が多いと感じました。私は算数ではなく、プログラミング教育の法人を立ち上げたわけですが、ここで教えることは何か?ということです。単に、プログラミングのテクニックを教えることを目指しているのではなく、プログラミングを通じて、クリエイティブな素養や、コミュニケーション、コラボレーションといったスキルを身に着けていっていただくことを目指しています。それもただ、やらされているというのではなく、楽しみながらやっていただけるようにです。そういう意味で、プログラミングを教えるのではなく、「プログラミングで」教える、というのがここでの方針です。会社の名前である、「タイムレスエデュケーション」も、「陳腐化しない教育」、というのをスローガンにあげています。スマートフォンのアプリケーションが書けるとか、そういう表面的なところだけではなく、どの世界に行っても役に立つことを学んでいただきたい。そう願っております。


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