2024.08.29ブログ
2024年夏 ワークショップ Scratchコース「アプリ開発で、オリンピック選手をサポート!」
こんにちは!タイムレスエデュケーションの日高です。
先月30日に、当教室でワークショップを実施しました。この日は、オリンピック選手をサポートするという目的で、チーム毎にアプリを作りました!本日の記事では、ワークショップで実施した内容について紹介させて頂きます。是非、最後までお読み下さい!!
アプリの内容を考えよう!
まずは同じグループの中で互いに自己紹介をしてから、オリンピックに出場するようなアスリートたちが、どのような悩みを抱えているのかについて講師がいくつか事例を紹介しました。そして講師からの話を聞いた後は、各メンバーがワークシートを使い、自分たちが思いついたアスリートの悩みを書きました。最初はなかなかアイデアが出ずに苦労している様子でしたが、追加でいくつか例を示した後は、たくさんの悩みを書き出せていましたね!
次に、悩みを解決するための方法について、各自アイデアを付せんに書きました。ここではたくさんのアイデアを出すことができていたので、素晴らしかったです!そして思いついたアイデアは、下記のようにカテゴリー毎に分類してまとめました。
リラックスをするために音楽やゲームが必要という意見が多く、「いやし」のカテゴリーの中にはこれらに関係するアイデアが多く含まれていましたね。またミッションをクリアして体力をつける、アンケートで自分の弱点を分析するなどのアイデアもありました!
画面設計とプログラミング
次に、先ほど出たアイデアの中から、アプリの機能として盛り込むものを考えました。チームのメンバー同士で色々と考えて、最終的に「いやし」、「体力」、「弱点」の3つの機能を持つアプリを作ることに決めていました!またいやしの機能の中には、音楽とゲームの2つを盛り込むことにしました。
そしてアプリの機能を一通り決めた後は、講師陣からのサポートを得ながら、画面設計を行いました!
このプロセスは、実務でアプリの開発をする時にも行われるプロセスで、アプリの中で実際にどのように画面が遷移していくのかを事前に決めます。そうすることで、開発メンバーの間で共通認識を持つことができます。
アプリを作って発表しよう!
画面設計を終えて、各メンバーが担当する機能を決めた後は、スクラッチというビジュアルプログラミングができる環境を用いて開発作業を進めました。最初のメニュー画面では「体力」、「いやし」、「弱点」と3つの選択肢が出て来るようにしていました。
そして体力を選んだ時は、コースの中を走ってゴールまでたどり着くミッションが始まるようにしていました!また、いやしを選択した時には、音楽ボタンとゲームボタンが出て来るようにしました。
音楽ボタンを押した際は、プレイヤーの気分に応じて異なる種類の音楽が鳴るようにプログラムを作っていましたね。画面のイメージとしては、下記のような形です!
そしてゲームボタンを押した時は、卓球のゲームが始まるようにしていました。このゲームには、ボールが地面に落ちたらゲームオーバーになる処理、スコアの機能などを加えていましたね!
また最初のメニュー画面で弱点を選択した時は、練習や食事に関するアンケートが出て来るようにしていました。そして質問に回答した後、改善すべき点についてアドバイスをもらえるようにプログラムを作っていました。それぞれの受講生が、講師や他の受講生からの話を参考にしながら各機能を作成できていたので、良かったと思います!
そして各メンバーが担当した機能を作り終えた後は、全員のプログラムを結合し、1つのアプリにしました!結合時には不具合が出た箇所がいくつかあり、皆で協力しながら試行錯誤していましたね。そして最終的には、アプリを完成させることができました!また発表では、アプリの説明から実演まで、自分たちで頑張って行うことができていました!!
以上のような流れでワークショップを実施したのですが、同じチームのメンバー同士で協力して作業を進めていたのが、印象的でした。このような経験は学校でも役に立つと思うので、チームワークが求められる何かを行う時には、是非活かして欲しいですね。今回ワークショップに参加して頂いた受講生たちには、改めて感謝を申し上げます。本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!