クリエイティブコンピューティング
概要
このカリキュラムでは、6歳から8歳程度の子どもに向けた内容で、コンピュータサイエンスの考え方を身につけつつ、いろいろなアイディアを考える方法を学ぶ内容になっています。使用する道具として、MIT Media Lab. (Massachusetts Institute Technology: マサチューセッツ工科大学メディアラボ)で開発された Scratch Jr (スクラッチジュニア)というアプリケーションを使って学習を行います。Scratch Jr は Scratch という8歳程度からの子ども用のビジュアルプログラミング環境をさらに小さい子供に対して適用するために開発されたアプリケーションです。タブレット(iPad や Android tablet)上で動作し、タイピングを行わなくても、ブロックを直感的に並べていくだけで自分のアプリが開発できます。独自に開発したカリキュラムでは、プログラミングの基礎的な考え方を身につけることができる課題と、クリエイティブな素養を身につけるための課題を繰り返し実施することで、プログラムに対する理解を深めつつ、表現の方法や新しいアイディアの出し方などを学び、クリエイティブな素養を身に付けることができます。また、コミュニケーションの機会を多く設け、自分の考えを相手に伝える練習も行います。